レース博物館

ブラーノ島の伝統的なレース作り

ブラーノ島で最も有名な伝統工芸・レース作りを間近に感じられるミュージアム。



この場所が特別な理由

かつてのレース学校

こぢんまりとした現代的なミュージアムは、かつて1872年から1970年まであったブラーノ・レース学校の建物にあり、島の鮮やかな色使いを反映した4つの展示室を備えています。

レースの砦

何世代も前から伝わる精緻なレース作品を鑑賞でき、運がよければ職人による実演を間近で見ることも。

王たちの布

かつてヨーロッパで最上級の贅沢品だったブラーノ・レースは、フランスやイギリス王室の定番でした。ここでは、ルイ14世の襟元や王妃たちのヴェールを飾った、今も機械では再現困難な精緻なパターンが保存されています。

白を超えて

レースといえば白やアイボリーをイメージしがちですが、20世紀の色彩豊かな実験作も展示。カラフルな島並みを思わせる作品が、技術だけでなく景色からも着想を得た職人の芸術性を物語ります。

レース博物館 : 12星座をあしらった現代的なレースデザイン

12枚の解説付き写真でレース博物館の魅力を発見。

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チケット

チケットは現地でもオンラインでも購入できます。 事前予約は必須ではありませんが、オンラインチケットならチケット売り場の列を避けて、そのまま入場できます。

Museum Passに含まれています

また、MUVE Museum Passを利用して入館することもできます。

このパスでは市内のすべての市立博物館に入館でき、ドゥカーレ宮殿も対象です。

ドゥカーレ宮殿 : 大評議会の間は宮殿で最も広く壮麗な部屋です

パスは購入日から6か月間有効で、事前予約なしでいつでも見学できます。

レース作りの実演を見学

当日、博物館でデモンストレーションがなくても、ご安心ください。

ブラーーノの街歩きツアーなら、プライベートなレース作りの実演付きです。

ツアーは約1時間で、レース作りの実演だけでなく、誇り高い地元の方からブラーノ島の美しい町の歴史や風習、伝統について直接学べます。

理想的観光のコツ

1階の15分間のイントロダクション映像は必見。

館内体験の良いスタートとなり、職人技の背景も理解しやすくなります。

ブラーノ島が一番賑わうお昼どきの訪問がおすすめ。

屋外の混雑を避けて、夏でも館内の涼しい空調で快適に過ごせます。

ブラーノレースの魅力と逸話

この工芸は、おそらく島の主な生業である漁業から始まりました。 漁師の妻たちは、太い糸とシンプルな針で漁網を修繕していました。 夫たちの帰りを海辺で待つ間、女性たちはより細い針や上質な糸を使い、網のパターンを芸術的かつ繊細に再現するようになったのです。

地元の伝説では、よりロマンティックな物語が語られています。

最初のレースは、婚約者への愛のためにセイレーンの誘惑に打ち勝った忠実な漁師への、人魚の女王からの贈り物だったそうです。 報酬として、女王が彼に海の泡から作られたベールを贈り、これがブラーノの繊細なレースの着想となったといわれています。

多くのレースが枕やボビンで作られる一方、ブラーノのレースは一本の針だけで仕立てられます。 職人はまさに「空中に縫う」―この技法は「punto in aria」と呼ばれ、糸だけで自立するレースを紡ぐのです。

かつてブラーノ・レースは非常に高価だったため、ルイ14世がヴェネツィアのレース職人をヴェルサイユに誘拐し、自らの工房を開いたとも伝えられています。

本物のブラーノ・レースは、一人の職人によるものではありません。 各作品は、縁取りから土台作りまで、7人のスペシャリストの手を経て完成し、島で最も卓越した女性たちの共同作品となります。

美術館で何百点もの展示品を鑑賞する際は、この物語も思い浮かべてみてください。

レース博物館 : 2番目の部屋では、17世紀のレース作品が展示されています。

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