アカデミア橋

カナル・グランデを望む最も象徴的な景色

ヴェネツィアがラグーンへと開け始める場所で、ドルソドゥーロとサン・マルコを結ぶ、カナル・グランデに架かる木造の橋。



この場所が特別な理由

カナル・グランデに架かる2番目の橋

この場所に橋を架ける案は早くも1488年に出ていましたが、恒久的な渡しが実現したのは1854年のことでした。完成した鋼鉄製の橋は、リアルト橋に続いてカナル・グランデに架かる2番目の橋となりました。現在でも、ヴェネツィアの主要な水路に架かる橋はほかに2本しかありません。

恒久化した仮設の橋

1854年の鋼鉄製の橋は、時を経て激しい腐食と劣化に見舞われ、最終的に1932–33年の冬、技師エウジェニオ・ミオッツィが設計した木造の橋に架け替えられました。わずか37日で完成し、当時はヨーロッパ最長の木造アーチ橋でした。一時的な解決策として計画されたものの、驚くほど耐久性に優れ、のちに鋼製アーチなどの改良を受けながら、今も使われています。

カナル・グランデを望む屈指の眺め

カナル・グランデがラグーンへと開ける地点の近くにあり、この橋からはヴェネツィアでもひときわ絵になる水路の風景を見渡せます。とりわけ東側、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会のドームへ向かう眺めは美しく、夕暮れ時には街を代表する展望スポットのひとつとして親しまれています。

アカデミア橋 : 同じ東向きの眺め。今回は橋の上からカナル・グランデの全幅を捉えた一枚

10枚の解説付き写真でアカデミア橋の魅力を発見。

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あなたとともに移ろう眺め

アカデミア橋から眺めると、カナル・グランデはヴェネツィアを象徴するパノラマのひとつとして広がります。

この橋は絶好の展望スポットであり、サン・マルコとドルソドゥーロを結ぶ実用的な通路でもあります。

少し時間を取って片側の欄干から反対側へ移り、東と西を見渡してみてください。

足元では、行き交う船と揺れる水面の反射が運河に表情を与えています。

橋の上には、もうひとつの流れがあります。

人々がすれ違い、歩みと写真のための小休止が絶え間ないダンスのように続きます。

ただし橋から見える運河は、立つ側によって二つの構図に限られます。

本当に映画のような体験は、動きの中でこそ広がります。

カナル・グランデは、水上を進むにつれて宮殿と船が次々に移り変わる場面となり、常に違う表情を見せてくれます。

その魅力を味わうなら、できれば前方の席から、全長をゆっくりたどる旅に勝るものはありません。

アカデミア橋 : 同じ東向きの眺めを、今度はヴァポレットの水面目線から

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